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多角的な視点と
確かな技術で信頼に応える

私たちは、安全や品質の担保に加え、景観の美しさやスピード感にもこだわり、多角的により良い施工を目指して日々研鑽しています。また、さまざまな工法や最新技術を積極的に導入し、厳しい社内基準や安定した体制で信頼にお応えいたします。

法面保護事業slope protection

豊富なノウハウと実績に基づき、
強固な安心を

崩落や地滑りによる斜面の崩壊、落石を防止するために法枠や植生工処理によって斜面を保護する工事です。高速道路、家屋等の安全を確保し、周辺環境との調和を図って施工します。オーソドックスな工事だからこそ「基本に忠実」を第一に、見栄えの美しさ、現地に合った工種の選定、スピード感を大切にしています。葉月工業の主力工事として、多様な実績と豊富な経験、充実した機械の保有があり、鹿児島県内での表彰実績も多数あります。

主要設備

  • モルタル吹付機(17台)
  • タイヤショベル(13台)
  • 客土吹付機(3台)

主な対応工法

法枠吹付工

切土法面・自然斜面などに連続した格子枠を作り、斜面の安定化を図る工法です。現場の状況に応じて、枠の形状や寸法を選択します。枠内を緑化することによって自然環境の保全を行うことが可能です。

簡易吹付法枠工

吹付法枠工法の中でも複雑な型枠を使用しない簡易吹付法枠工法です。通常の法枠工法に比べて、コスト縮減、工期短縮、景観保全等において優れた効果を発揮します。斜面の安定をはかることと、自然環境との調和を大切にした工法です。

コンクリート・モルタル吹付工

法面や、自然の斜面をモルタル又はコンクリートで覆う工法です。現場の環境や工事目的に応じて適切な吹付材料を選定し、施工を行います。浸食や風化しやすい斜面を守り、落石や、小崩壊を防ぐことができます。

植生基材吹付工

緑化のできない岩盤や硬い施工面などに、植物の生育に必要な植生基材を吹付けて緑化する工法です。吹付基材には「有機質系」を用いて、現場の状況に応じた種子の選定をし、施工を行います。

客土吹付工

肥料分の少ない土砂や、礫質土などを緑化するための工法です。法面に、繊維ネットや金網等を貼り、水力圧による吹付機(ハイドロシーダ)を使って緑化材を吹付けます。現場の土壌や環境に応じて、植物の生育に必要な材料を配合します。

植生マット工

主に切土法面に用いられる工法で、肥料袋や不織布、種子シートを仕込んだマットを、アンカーピンや止め釘などで固定させます。工事してすぐに法面を保護でき、侵食防止の効果が期待できます。

グラウンドアンカー工・鉄筋挿入工事業ground anchors

地盤を守る、
縁の下の力持ち

地盤内部に埋め込んだ引張材によって山の崩落や崩壊、地すべりを防ぐ工法で、山の規模や地盤に合わせて工法を使い分けます。葉月工業では複数台保有している機械と細やかな工程管理によって、複数工事の同時進行や効率的な施工を可能にしています。山のみならず、埋立港湾の補強工事の実績もあります。施工後の姿は見えない内部にありますが、山や地盤を支える重要な工事になります。

主要設備

構造物補修事業structural repair

点と点をつなぐ
橋の延命へ

長く使われ、老朽化した構造物をさまざまな方法でメンテナンスし、構造物の寿命を数十年引き延ばしていく工事です。工事前の準備や複雑な手続きも、多様な補修の経験を持つ葉月工業に安心してお任せください。構造物にはさまざまな材料が含まれており、橋梁補修では橋の要である鉄筋を傷つけないよう細心の注意と丁寧な目配りが必要な工事です。今後は補修のみならず、補強工事にも事業を拡大していく予定です。

主な対応工法

伸縮装置取替工

橋梁の伸縮装置を新しい物に付け替えます。伸縮装置は、気温によって変化する橋の遊間に設置し、車両や歩行者が支障なく通行するための付属物です。入念な事前調査を行い、現場に合わせた適切な材料を選定し施工を行います。

断面修復工

構造物の劣化などで損傷した部分を削り取り、修復材を使い、断面を復元する補修工法です。 小さな断面修復のための左官工法から、大きな断面修復のための充填、吹き付け工法まで、現場に合わせた適切な施工を行います。

ひび割れ補修工

構造物に発生したひび割れの補修工法です。発生原因に基づき、被覆、注入、充填などの工法を使い、構造物の耐久性を回復します。ひび割れには様々な発生要因がありますので、その要因を見極め、適格な工法を選択し施工します。

表面含浸工

コンクリートの表面に、液体の材料をローラーやハケ、スプレーなどを用いて塗布、含浸させる工法です。コンクリートの外観が大きく変化しないため、施工後の目視による経過観察が可能です。構造物の予防保全として、劣化を防止する効果があります。

橋梁歩道拡幅工

橋梁の利用者が安全に通行できるように、幅の狭い歩道を拡幅します。歩行者、自転車、車椅子同士がスムーズにすれ違う事ができるよう、現場の状況を確認し、必要な安全対策工事を行います。

交通安全施設事業traffic safety

地域の安全と
日常の美しさの両立を

人や車の安全な通行を守り、事故のリスクを軽減するため、ガードレールや防護柵、反射鏡、道路標識などの設置工事、区画線工事などを行っています。日常で多くの人の目に触れるものでもあるので、見た目の美しさにもこだわっています。地域のみなさんの暮らしの中での工事となるため、住民の方々に向けて丁寧なコミュニケーションを心がけています。

主要設備

  • 手押しライナー
  • 油圧ニーダー架装車
  • ガードレール施工機

主な対応工法

区画線設置工

ドライバーや歩行者が安全に通行できるよう、舗装された道路に区画線や横断歩道等を設置します。天候や時間帯に左右されず、いつでも円滑な交通誘導ができるように、高い技術をもって施工を行います。

防護柵設置工(歩行者・自転車用)

歩行者・自転車のための防護柵を設置します。危険な横断や、転落を防止する役割を果たします。適切な防護柵を設置することにより、利用者の安全を確保いたします。

ガードレール設置工

ガードレールとは一般道路や高速道路上に配置される車両用防護柵で、車両が道路から逸脱するのを防ぎ、車両の損傷や人的被害を最小限に抑える役割を果たしています。現場の形状や用途に合わせた、ガードレールを設置いたします。

道路反射鏡設置工

見通しの悪いカーブや交差点など、交通事故の危険性が高まる場所に道路反射鏡(カーブミラー)を設置します。家屋や、植物などで視界が悪く、車両が接近してくるのを直接確認できない場所など、道路の環境に合わせた最適な施工を行います。

フェンス設置工

敷地の境界を示すための、フェンスを設置します。プライバシーの保護や防犯対策、侵入防止等、様々なトラブルの発生を防ぐために、多様な用途に合わせた、適切なフェンスを選定いたします。

標識設置工

ドライバーや歩行者が安全で円滑に道路を利用するための、道路標識を設置します。利用者が目的地まで安全に通行をするための案内標識や、危険防止のための警戒標識など、設置基準に基づいた正確な施工を行います。

落石対策工事業rockfall prevention

未来の安心を築く
落石対策の最前線

自然の中で発生する落石や岩盤の崩落から人々や建物を守るための対策手段です。これは特に山岳地域や斜面のある地域、崖の周辺などで重要とされます。落石は地震、風化、雨水などによって引き起こされ、その影響は甚大です。葉月工業では、未来の安心を築くため、落石対策の最前線に立っています。

主な対応工法

プラスネット工法

ワイヤロープを格子状に組み、斜面に点在する浮石・転石の初期始動を予防して現位置にて押え込む、発生源対策工です。岩盤斜面、土砂斜面を問わず、広く対策工として使用可能です。自然の美観を損なうことなく落石対策が可能です。

アーバンガード工法

短工期・低コストで導入できる無流水渓流(小規模渓流)向けの杭式(杭基礎)土石流・流木対策工アーバンガード®は、主に0次谷などの無流水渓流(小規模渓流)で発生する土石流・流木を捕捉する柔構造の杭式(杭基礎)の土石流・流木対策工です。

ロックバリア工法

ロックバリアは、最大500kJクラスの落石を捕捉できる、高エネルギー吸収型落石防護柵です。金網の持つ機能を最大限に発揮できるように設計されており、施工性,経済性が大きく向上しました。落石捕捉後のメンテナンスが極めて容易な工法です。

キャフロンネット工法

「落石対策」への経験・知識を基にキャフロンネットが生まれました。50k」及び100k」以下の小規模な落石へ対応。信頼性の高い部材をベ-スにコストを抑えた性能の高い製品となっています。平成29年12月に改訂された「落石対策便覧(日本道路協会)」の新基準に則した実物大落下衝突実験を実施し、その性能を確認しております。

ロープ伏工

斜面に散在する浮石や転石に対し、ワイヤロープを格子状に組むなどしてネット状にしたもので覆い、さらにワイヤロープの交点にアンカーを打設し斜面上に固定する工法で、平成 29 年の落石対策便覧(日本道路協会)において、落石予防工に追加された工法です。

マクロフェンス工法

落石捕捉時のネット変形量が小さい高エネルギー吸収型落石防護柵マクロフェンスは、斜面に設置して道路や民家を落石災害から守る落石防護柵です。最大5000kJまでの落石エネルギーに対応し、大規模落石対策に有効です。

リングネット工法

スイス連邦で開発された技術です。国内で多くの施工実績を積み、落石等の捕捉による効果の発揮から高い信頼性と経済性が認められてきています。 平成29年に改訂された「落石対策便覧(日本道路協会)」に適合できる性能を有しています。

覆式落石防止工

覆式落石防止網は、地山の結合力を失った岩石を金網と地山の摩擦および金網の張力によって結束するもので、落石予防工に準じた機能を持つものです。

ユニットネット工

自然に優しく災害に強い、森林保全と斜面の補強効果を両立したエコロジカルな工法です。自然の力を最大限に活かしながら、新開発の“ユニットネット”で強さと安定性をプラスすることで、自然環境を守りながら、災害を未然に防ぐ優れた性能を発揮します。

ビーズリンガーネット工法

ビーズリンガーネット工法は、実規模実証実験にて性能が確認された、優れた緩衝性能を有する高エネルギー 吸収型のポケット式落石防護網であり、急斜面の待受け式落石対策に最適です。

斜面掘削土工事業slope drilling

経験値がものをいう、
災害復旧の立役者

急斜面の掘削を行う斜面掘削土工は、災害時の需要が多い工法です。高い技術を必要とし、空中を含めた複雑な環境での工事が多いため、熟練の技術者が施工を担当しています。安全確認はもちろんのこと、気象状況の変化、地すべりや落石の前兆にも敏感に反応し、安全かつ速やかに進行しています。また、2025年を目標に新型掘削機の新規導入を予定しており、大規模な現場への対応、より迅速な施工ができるようになります。

ICT事業ict

最新技術で
測量を最適化

これまで斜面などに登って人力で行っていた測量をドローンやレーザースキャナーによってICT化することにより、建設現場における生産性の向上と安全性の両立、コストの圧縮、さらなる女性活躍の拡大を実現します。特に、法面工事ではリスクの早期発見が期待できます。葉月工業では、全ての元請工事においてICT測量を可能にし、土工の測量から各工事施工までを請負いたします。

主要設備

ICT事業紹介

3次元起工測量

3次元起工測量

高精度のドローン(UAV)や、レーザースキャナー(Trimble X7)を使い、短時間で高密度な3次元測量を実施いたします。土量の算出を3次元にて行う事によって、従来測量よりも正確な算出が可能です。

3次元設計データ作成

3次元設計データ作成

3次元設計データを作成します。2次元の図面から、基本となる3次元設計データを作り、3次元起工測量にて得たデータと重ね、現場に合わせた3次元設計データを作成致します。

3次元出来形管理等の施工管理

3次元出来形管理等の施工管理

地上型レーザースキャナー(TLS)や、その他の3次元計測技術を用いた、出来形管理等を行っております。

3次元データの納品

3次元データの納品

3次元施工管理データを、工事完成図書として電子納品いたします。